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タカラジェンヌの芸名

タカラジェンヌの芸名って不思議ですよね。

一度聞いたら(見たら)忘れられない強烈なインパクトのあるものや、

こういう舞台人になりたいんだろうなぁと伝わるもの、

恩師や尊敬する人から一字もらってる!とすぐに分かるものや、

ご本人のアイデンティティや家族の思いが詰まっている名前。

 

一般社会では改名しない限り、自分で自分の名前を決めることはないじゃないですか。(芸能活動やキャバ嬢はあるだろうけど)

 

特に日本語には語感や漢字の意味、字面などなどがあるから

本当に美しいよね。(何目線)

 

個人的に素敵だなと思っている芸名をご紹介。

今回は研5以下の下級生を。

 

 

 

⭐︎白河りり

この字面だけで伝わる正統派娘役感。

最近は珍しい、古き良き娘役という本人の芸風が出てる。

きっと何か清らなところがあるのかなと想像できる。

舞台上で、話せばヒロイン、歌えばヒロイン、

演出家を本公演でヒロインとして歌わせたい!と言わせる透明感のある美声の持ち主。

すこーんって高音が出るのは貴重。

私服は個性的で現代の女の子って感じなのがそれも可愛い。

 

 

⭐︎山吹ひばり

パッと見だと演歌歌手かな?というレベルで古風。

字面できっと正統派美少女だろうなと想像できる芸名。

そして納得の顔面。

イマドキの可愛い子ではなく、目鼻立ちのはっきりとした左右対称なパーツの位置で横顔も綺麗な娘役。

子役出身ということもあり、下級生らしかぬ地に足ついた演技力と全国レベルの声楽コンクールで入賞した経歴を持つ、宙組期待の娘役。

宙あるあるの一人っ子政策が始まっても異論はないですね。

 

 

⭐︎華世京

どう考えても物語の主人公。

読みやすさといい、スター候補ですね。

音校受験時は娘役志望でこれは可愛い娘役が!

と思っていたら入学したら男役だった件。

華やかなルックス、歌って踊れて演技もできる技術力の高さ、疲労骨折でも首席の成績を取るという根性。

どう考えても物語の主人公。(2回目)

 

 

 

最近はキャバ嬢にいそうなキラキラ名前が多いけれど、

そりゃ107年も劇団が続いていたら芸名のネタがなくなるよね(笑)

 

個人的には、自分で姫や妃という感じを使う娘役は色々な意味ですごいなと思う。