タカラジェンヌの芸名 その3
かのちゃんの卒業。
名前通り、潔く気持ちの良い卒業だな〜と。
名は体を表すといいますが、私たちの名前はそのほとんどが親が願いを込めて付けたもの。
タカラジェンヌの芸名は、本人がなりたい自分を夢描いて付けたもの。
今回は宝塚卒業が印象的だった方を。
潤花
2文字って潔いな?と思った入団当初。かのちゃんを知れば知るほど、この芸名には納得しかないファン多いはず。
本名から花を取り、その花に潤いを与えているかのような芸名。自分だけでなく、周囲にも潤いを与えた宝塚人生となりました。
にしても2文字の娘役はなかなかいない。
蘭世惠翔
étranger〜 ときめきトゥナイトを懐かしむ人も多いはず。私もこの芸名を見た時にピンときた人の1人。
男役から娘役に転向し、可能性を信じて翔け抜けたタカラジェンヌ人生。
退団挨拶にはファンでない私も思わず涙しました。これからの人生に幸あれ!です。
花束ゆめ
花束を芸名に持ってくるアイデア、センスがいいなという印象。ありそうでない芸名です。
愛称がブーケというのも可愛い。首席でファンも多かったけれど、ただ芸事が上手いだけでは難しい宝塚。惜しまれる退団でしたが、その後の人生も楽しく生きていて何よりです。
すっしーさん。愛称もまんま寿司。
劇団もさすがに寿司は止めます。家族愛に溢れていて、組子愛に溢れた人柄でした。引責退団とも見えるけれど、宙組を、宝塚を愛していたことは真実なはず。
にしても寿司だな。